

成績上位者と成績が上がらない生徒の差を生む原因について思うこと
テスト対策の最中に、成績上位者とそうではない生徒を比べてみると、それぞれのグループに共通点があることが容易に分かります。これはもう何年も変わらない不動の法則であると自信を持って言えることです。 まず、成績上位者についてですが、彼らはすぐに答え(解答や模範解答、解説など)を見る傾向にあります。 成績上位者は、学校の課題をしている最中でも塾のプリントをしている最中でも、やった問題の答え合わせは必ず本人が行います。分からない問題に出会った際は、答えを見てから「なぜその答えになるのか」を自らが考えます。 そして、いくら考えても分からない場合に限って、私たちに質問をしてきます。なので質問の数も少ないし、確かにそれは分かりにくいよねという内容のことを訊いてきます。 逆に、成績がなかなか上がらない生徒の皆さんは、単純に成績上位者の正反対のことをやっています。 答え合わせを適当に行い(あるいは問題を読まずに答えを丸写しするだけ)、分からない問題があれば、答えを見たり考えたりする前に、私たちに尋ねてきます。 また、すぐに席を立って誰かと話そうとしたり、塾でもらう問


広大附属の入試と成績上位者と
広大附属の入試に挑んだ生徒のみなさん、お疲れ様でした。 合格できた生徒も、惜しくも補欠となってしまった生徒も、そして残念だった生徒のみなさんも、最後までやり切ったことは必ず将来の役に立つので、今後に何か困難にぶち当たることがあっても、きっと乗り越えることができると思います。本当によく頑張ったと思います。 毎年、中1や中2の生徒には、今頑張っておけば、中3になって楽だから、とにかく目の前のわからないを、今なくせ!と言うのですが、みんなまるでそれは他人事かのように、聞きはすれども行動には移しません。(今年は若干名が行動してくれていますが) なのに不思議と中3の2学期後半頃から、「やばい!」と言う言葉を口にして、今までの何倍ものスピードと量をもって勉強をし始めます。そして「どうしてもっと強く勉強しろと言ってくれなかったのか」と、ほぼ確実に他人のせいにします。 人間は誰しもが、自分が特別だと思っています。 今の3年生は自分よりも能力が劣っているから、自分が本気を出せば、必ずその生徒たちよりも楽に結果が出ると、心の底で思っている生徒が多くいるのです。 実際