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失敗から学ぶこと


広大附属の高校入試に挑んだ2人の生徒が、両方とも不合格という残念な結果となってしまいました。

学力的にはギリギリ滑り込みセーフと思っていたのですが、ダメでした。

でも、今振り返ってみると、それはなるべくしてなった結果だと言わざるを得ないと思い始めています。

受験をした2人が、受験生らしく必死に勉強を始めたのは、受験の1ヶ月前の1月になってからのことでした。

今までは、遅くとも10月には全力で走っていた生徒だけが広大附属に合格をしていました。

そのことを2人の受験生にも伝えてはいましたが、全力で走らせることができなかったのです。すべては僕たちの責任です。

やれることをすべてやって、全力で挑んだ結果であれば、縁がなかったと思うこともできなくはないのですが、今回はそう思うことができません。

無理矢理にでも負荷を増やして、最低でも去年までの合格者と同じだけのことをやらせないといけなかったのかもしれません。ただ、本人たちがそれを当たり前のように受け入れて、勉強をするようになったかどうかを考えると微妙ではあります。

勉強するぞ!頑張るぞ!となっていない生徒に、いくら負荷を与えても、それは苦痛でしかなく、勉強した内容よりも、勉強によってやりたいことができなくなり、自由を奪われたと思うようになるのではないかと僕たちは考えていました。

落ちてしまった2人の生徒は、圧倒的に去年までの受験生よりも解いた問題数が少なかったことは確かです。

でも、だからと言って、プリントを与えただけでは、学力は上がらないわけで。。。

やる気になるために何がきっかけとなるかは、生徒それぞれ全員違います。

それを見抜いて、やる気の元を刺激してあげるのが、良い講師なのだと思います。

ただ、今回はそれができていませんでした。

プロの講師として反省すべき点が多くあります。

生徒の人生を勉強で変える。

生徒の可能性を勉強で広げる。

それが僕たちの使命です。

まだ受験が終わっていない生徒たちにも、受験生でない生徒たちにも、今回のような結果にはなって欲しくはないので、何かを変えないといけません。

それが何かは明確には分かっていませんが、

やるべきでないことは明確です。

それは「今までと同じではいけない」ということです。

どのように変わっていくかは分かりませんが、少しでも通ってくださる生徒の皆さんの力になれるように、これからも努力を怠らず、生徒に負けないようにさらに勉強をして、戦友である塾生の皆さんと、最後は笑っていたです。

頑張らねば!

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