英単語の学習方法は様々ですが、塾で英語を主に担当している私大島の場合は、英単語だけをひたすら暗記する方法は全くオススメしていません。
単語帳を作ったり赤シートで隠したりして覚える古典的な暗記法は、確かにある程度の期間は記憶できていますが、時間が経つとすぐに忘れてしまいます。
では、私たちがおすすめする英単語の学習方法とは何か?
それは長文読解です。
可能であれば20回、同じ長文を繰り返し読むのです。
音読をするのが最も記憶に残りやすいため、一番おすすめする方法は、同じ長文を繰り返し声に出して読むのです。
もちろん意味が分からないとやっても意味はないので、最初の1回はきちんと意味を調べながら精読します。
英文を日本語に訳したものがあれば、それと比較しながら読み進めても良いでしょう。
そして、一度通して読んで意味がわかったら、それから一気に繰り返して読んでいきます。
5~6回も繰り返せば、随分と内容が頭に入るようになっているかと思います。
この方法を繰り返すことで、他の長文で今回読んだ長文と同じ単語が出てきた際に「あっ、この間読んだあの話で出てきた単語だ!」となり始めます。
ただ、読む英文が面白くないと意味がないので、読むものは選んだ方が良いです。
高校入試のレベルであれば、おすすめは英語長文マスターです。
もし、英単語が覚えれない!長文がなかなか読めない!というのであれば、この本の長文を読破することで、かなり改善すると思います。
ただ、残念ながら日本語訳がほとんどないので、最初は調べながら読む必要があるのが難点ですが、内容は絶対的におすすめなものばかりです。
また、この長文集は、英検3~2級を目指す大人の英語学習の入り口にも良いと思います。
単語が覚えれない方、長文が苦手な方は、ぜひお試しになられてみてください。