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新学年の保護者面談を終えて


本日2月11日は保護者面談の日でした。

大切なお子様をお預かりしている立場ながら、どんな保護者様がどのような思いでお子様を塾へ送り出しているのか、興味を抱きながら、お話をさせていただきました。

そこで分かったことは。。。

思い通りにならないということです。

お子様にどうしてほしい、どうなってほしいという思いは明確なのに、たとえ成績上位の生徒をもつ保護者様であっても、お子様の行動は思い通りになっていないというのが分かりました。

そして一番多かったご要望が「宿題を出してほしい」でした。

生徒の皆さんの負担を増やさないで、いかにして成績をあげるか、そしていかにして志望校に合格できる状態にするかが僕たちの大きな課題でしたが、意外や意外、もっと負荷をかけてほしいというご要望が圧倒的に多かったのです。

僕たちの塾では帰れまテンという授業の最後にやる約10分間の小テストがあるのですが、その小テストをもっとやって欲しいとか、家で遊べないくらいの量の宿題を出して欲しいといったご要望が多くの保護者からあったのです。

そして、いかにして家で勉強をさせるか、そこについてもかなり質問がありました。

やるべきことが分かっていて、それをこなしているのであれば、無理に家庭学習をする必要はないと思いますし、家で学習をする時間が増えれば成績が上がるか(そして入試に合格できるか)と言われれば、決してそういう訳ではないのです。

ようは要領の良さというか、いかにして学習をするかが大切なのだと思うのです。

宿題を出すのであれば、ただ問題を解けばといという安易なものではなく、いかにして学習を定着させるかについて特化したものでないと意味がありません。

学校から出される自学が最悪な宿題の典型で、とにかくノートが埋まっていれば良いという、あの考えが、僕には全く理解ができません。

自学ノートをやるのであれば、どのような問題をどのように解き、そしていかに無駄なく時間を活用するかに重きを置かないといけないと思うのですが、自学の宿題にはそれが微塵も感じられないのです。

僕たちが塾という立場で宿題を出すのであれば、どのようなものが最適なのか。

もしかすると、お子様によって内容が異なるのかもしれませんが、今僕が思うのは、学習意欲が湧くような、何かしらやって面白いと思えるような習慣化できるような何かでないといけないように思うのです。

歯磨きをしないと気持ちが悪いというその感覚を、家で勉強しないと気持ち悪いとできる何かが必要なきがするのです。

週に数回塾に来て学習するだけでは、結果を最大化できません。

ジム通いをする人たちが何年経っても結果が出ないのに、ライザップに3ヶ月通うだけで劇的な変化を体験できるのは、習慣化できるか、そしていつも意識できるようになるかという、そういう所だと思うのです。

まだ現状では、最適な宿題が何かを結論づけれていませんが、何かしらの負荷をかけるべきだということは分かっています。

生徒の皆さんにはきつい試練となるかもしれませんが、他の講師とも相談して、どうするかを決めていこうと思います。

3月からの新学期にご期待ください!

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