良い自立学習と効果の薄い自立学習について

January 5, 2018

 

 

自立学習、短くすると「自習」ですが、その方法は様々です。


当校で成績が伸びている生徒と伸び悩んでいる生徒を比べてみると、特にテスト前の自立学習の方法は成績によって明らかに違っています。

 

では、一体どのような違いがあるのでしょうか?

 

まずは伸び悩んでいる生徒です。

 

彼らに圧倒的に多いモノ。それは、作業時間です。

 

彼らが勉強だと思ってやっていることは、例えば単語帳を作ったり、ノートに問題を解く際には問題文を丸写ししたり、やたらと綺麗な字で書こうとしたりと、そういうことに多くの時間を割いているのです。

 

確かに単語帳の作成やノートにぎっしりと問題文を書いていくと、かなりの達成感はあります。

でも、それを作る時間が勿体無い。

 

単語帳が欲しいのであれば、普段から少しずつ作っておいても良いですし、書店や塾では、教科書準拠の単語帳が数百円で販売されていたりします。また、ノートの綺麗さはテストの点には全く関係がありません。このように、勉強時間は多いのになかなか成績が伸びない生徒の多くは、気づかないうちに学習の目的が、学力向上ではなく、達成感を得ることになっているのです。

 

では翻って、成績が上がっている生徒の自立学習はどのようなものなのでしょうか。

共通点はたくさんあるのですが、全員に必ず共通している点を4つほど以下に記します。

 

1)学校の教材を完璧に理解するまで繰り返している

2)ノートに問題を解くのではなく、その学校の教材をコピーして、直接書き込んでいる

3)塾でプリントをもらっても、理解していてわかりきっている部分はやらないで、理解が中途半端なものを集中して解いている

4)時間ではなくノルマを決めて学習をしている

 

では、それぞれについて簡単に解説をしましょう。

 

 

1)学校の教材を完璧に理解するまで繰り返している

学校のテストは、普通は学校の教材をもとにして作成されます。当たり前のことと思われるかもしれませんが、これを理解していない生徒が実に多くいます。学校で配布されるテストの範囲表には、学校の教材のページ数や学習のポイントなどが書かれているのだから、それらを完璧に理解し、そこにあるノルマを達成することが、テストで高得点を得る最も効率の良い方法なのです。学校のテストに限って言えば、塾で新しいプリントをもらったところで、それが学校の教材よりも効果があるということは、まずないと思って良いでしょう。

 

 

2)ノートに問題を解くのではなく、その学校の教材やをコピーして、直接書き込んでいる

1)とかぶりますが、学校の教材を完全理解するために、成績が伸びている生徒は学校の教材を繰り返し解いています。もちろん伸び悩んでいる生徒の中にも、学校の教材を繰り返しやっている者もいますが、伸びている生徒と伸び悩んでいる生徒の大きな違いは、どこにどうやってその問題を解くかです。伸び悩んでいる生徒は、前述の通り問題文など全てをノートに写しながら問題を解きます。伸びている生徒はその時間を節約するために、その教材をコピーして、直接書き込みます。

また、伸びている生徒の中には、何度も問題を解く際に、分かりきっている問題は飛ばして、間違いやすいものに絞って繰り返すという者もいます。いずれにせよ、やらなくて良いこと(作業)には時間を割かない。これが鉄則です。

 

 

3)塾でプリントをもらっても、理解していてわかりきっている部分はやらないで、理解が中途半端なものを集中して解いている

塾でテスト対策にとプリントを配ることがあるのですが、それを優先させる必要ありません。そのプリントにある項目がすでに理解していることであれば尚更のことです。テストの期間中は、分からない部分が少ない生徒ほど、良い点を取れます。ということは、当たり前のことですが、分かっていることを勉強しても、点数は上がらないということです。でも、点数が伸び悩んでいる生徒ほど、もらったプリントは全部やらないと損という変な気持ちがあるようで、全てをやろうとします。そして時間が足りなくなって、結局わからないところがあるままの状態でテストを受けることになるのです。

また繰り返しになってしまいますが、学校のテストは学校の教材から出ます。塾のプリントは優先させなくて良いのです。

 

 

4)時間ではなくノルマを決めて学習をしている

勉強はどれだけの時間やったかではなく、どれだけ分かるようになったかが大切です。自分で決めた範囲のことが分かるようになれば、それ以上に勉強をする必要はありません。逆にその決めた範囲のことが分からないのであれば、時間が多くかかっても、分かるようになるまで学習するべきです。

よく「毎日どれくらいの時間勉強したら良いですか?」というトンチンカンな質問をされることがありますが、それは人それぞれで、理解の度合いで必要な学習時間は異なります。

でも、伸び悩んでいる生徒ほど、どれだけの時間勉強するかにこだわりがあるように思います。1時間机に向かってノートを10ページ埋めれたとしても、その学習した内容がテストで出た時に答えれなかったら、その1時間は意味のない無駄な1時間だったということになります。

勉強は時間や量ではなく、いかに分かるようになり、学習したことを、いかに記憶に残すかが重要なのです。

 

もし、勉強量と学習時間はたくさんあるのに、思ったほど成績が伸びていないのであれば、上記の4つを参考にしてみてください。きっと効果があると思いますよ。

 

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